～ 氷砕金棒｢割るぞうくん｣開発物語 ～

｢子供やお年寄りを凍結路面から守れ！」

本州一寒い県庁所在地盛岡の冬の名物「道路の凍結」。毎年、滑って転び、それをきっかけに寝たきりになるお年寄りが後を絶ちません。先代の父吉田玉吉は、22年前の冬、まさにそんな惨劇を目の当たりにし、研磨会社として何か出来ることはないかと、誰にでも簡単に氷を割ることができる道具の開発に取り組みました。
試行錯誤を重ね、できあがったのは先端に分厚い刃（製紙会社が原料となる木材を粉砕する際の粉砕刃のリサイクル）を付けた重さ4㎏の金の棒。つるはしなどと違い、立ったまま上から氷面に落とすだけで、厚い氷でも簡単に割れる優れもの。腰や肩を痛めることもほぼ無縁です。現に、毎年ご自宅の前のかなり広い範囲の氷をお一人で割っている80歳過ぎのおばあちゃんがいらっしゃいますが、そうした光景は決して珍しいことではありません。

｢割るぞうくん｣は、こんな時にオススメ！

■ 積雪時の頑固な氷をラクラク砕けます
■ 木や植物の丈夫な根っこも立ったまま切れます
■ 屋外のタイル剥がしにも便利です
■ コンクリートのはつり作業もできます